2025/02/22 22:23

リーバイスの「506xx」は、特にヴィンテージのジージャンを語る上で重要なモデルで、アメリカ製のものはさらに価値が高いこのモデル

僕はたまたまラッキーでアメリカ製の大好きな嫁のお父さんより譲り受けました。



506xxとは?

506xxは、リーバイスのデニムジャケットのうち、“ファーストタイプ” にあたるもので、1940年代から50年代初頭にかけて製造されていました。この「xx」という型番は、当時リーバイスが製造していたジージャンに付けられた番号の一部です。特に506xxは、1940年代後半から1950年代にかけて、デザインの変遷が大きかったため、ヴィンテージコレクターやデニム愛好家の間で非常に人気があります。

特徴

  • シルエット: ファーストタイプの506xxは、肩がラグラン袖で、リーバイス特有の「ヴィンテージ」感が強い、少しゆったりとしたシルエットが特徴です。
  • 生地: USA製の506xxには、通常、厚みがあり丈夫なデニムが使われています。また、色落ちや経年変化を楽しめるのが魅力です。USA製に特有の、しっかりとした質感と重みがあります。
  • ディテール: ボタン裏やリベット、ポケットのステッチにも特徴的なものがあり、これがUSA製の506xxとその他の海外製リーバイスを見分けるポイントになります。例えば、リベットの裏に「R」マークが入っているものが多いです。
  • タグ: 背面の内タグには「LEVI'S」と表示され、USA製の証として特に重要です。USA製のリーバイスは、このタグがヴィンテージ感を強調します。

USA製の価値

USA製の506xxは、特にアメリカ製であることが重視されます。リーバイスがアメリカで生産されていた時期は、デザインや生地、縫製の質が非常に高く、現在では非常に貴重です。特に1950年代のものは、アメリカンデニムの黄金時代とも言える時期にあたります。

また、アメリカ製のジージャンは、現在ではリーバイスの多くが海外で生産されていることもあり、製造当時の品質の高さが際立ちます。そのため、今でもリーバイスのUSA製はヴィンテージ市場で高値で取引されることが多いです。




506xxの魅力は、着るほどに経年変化が楽しめるところにあります。デニムの生地が体に馴染み、色落ちが進むことで、まさに自分だけの「物語」が刻まれていきます。特にUSA製の506xxは、その生地の風合いや経年変化を堪能するにはぴったりのアイテムです。

ジージャンは、ヴィンテージデニムの中でも着用頻度が高いアイテムであり、長年の使用で肩や腕の部分に個性が出てきます。リーバイスの506xxも例外ではなく、徐々に自分の体にフィットして、世界に一つだけのジャケットへと育てられるのが魅力です。


506xxのUSA製は、リーバイスのデニムジャケットの中でも、特に価値が高いアイテムであり、その歴史やディテールに魅了されること間違いなしです。ヴィンテージアイテムとしての魅力が詰まったこのジャケットを大切に育てていくことで、長年楽しめるアイテムになりますよ。